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京都で学生が企画運営手掛けるアート展示 身近な「食」モチーフの作家選ぶ

左=祐源紘史《鶏供養菩薩#北14》2017 右=札本彩子《meal#生肉/heart》2017

左=祐源紘史《鶏供養菩薩#北14》2017 右=札本彩子《meal#生肉/heart》2017

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 ギャラリーパルク(京都市中京区烏帽子屋町、TEL 075-231-0706)で1月18日、学生が企画運営を手掛ける展示「星を見上げるパイ 想像と行為のその先」が始まる。主催は京都精華大学現代アートプロジェクト実行委員会。

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 企画者で京都精華大学2回生の柴垣めぐみさんは、デニッシュ専門店「グランマーブル」が運営を手掛ける同ギャラリーで「食」をモチーフにする2人の作家を選定した。

 展示では精巧な食品サンプルのような造形物を集めて別の造形物を作り出す札本彩子さんと、フライドチキンの骨を素材にドクロを作るシリーズ作品で知られる祐源紘史さんの作品約20点を展示する。

 柴垣さんと一緒に企画を進める同大学2回生の新宮あゆかさんは「札本さんの作品は、近くと遠くからの視点で作品の印象が大きく変わるのが特徴。新作の『首塚』も展示する予定」と話す。柴垣さんは「祐源さんの作品は、フライドチキンやタマゴといった素材と作品のギャップ、作品タイトルの『強さ』も印象的」と話す。

 柴垣さんと新宮さんは「作家の展示に対する追求度の高さはとても勉強になるし、空間使いの発想にも驚かされた。企画側ながらどんな展示になるか楽しみ」と話す。

 1月18日は、アーティストトーク(18時30分~19時30分)、先着15人を対象に「星を見上げるパイ」試食会(17時~18時)を行う。

 開催時間は11時~19時(金曜は20時まで)。月曜休廊。入場無料。

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