![最上階のプレミアムスイート](https://images.keizai.biz/karasuma_keizai/headline/1537500762_photo.jpg)
三条河原町で2015年に閉店したボーリング場「京劇ドリームボウル」跡にオープンする「クロスホテル京都」が9月21日、内覧会を行った。運営はオリックス不動産(東京都港区)。
国内外の人の思い、地域、文化、歴史と未来に向かう時間軸も含めた「交流」や「交差」をキーワードに展開するクロスホテル。同ホテルは札幌と大阪に次ぎ10年ぶりに新築するホテルで、気軽にぜいたくな時間を過ごせる「カジュアルラグジュアリー」をコンセプトにする。
敷地面積は2100平方メートル、地上9階建て。客室は「京感(共感)と気(木)づかい」をテーマに4タイプを用意する。客室は全301室で面積平均は30平方メートルと余裕を持たせた。スタンダードルームは2万円から(ツイン、2人利用)。
1階の「KIHARU Brasserie(キハルブラッセリー)」は、約200席のレストラン&バーで、「京路地ぶらぶらブラッセリー」をコンセプトに据え、宿泊者以外の利用を見込む。朝食ビュッフェ(宿泊者のみ)のほか、1コイン程度で楽しめるメニューやグルメバーガー(1,500~2,000円)、ディナータイムは「少量ずつ多くの種類を楽しみたい」という要望にこたえ、S・M・Lの3タイプのサイズで地中海料理を中心としたメニューを提供する。ディナーの想定単価は約5,500円。
社長の似内隆晃さんは「新旧京都の文化が行き交う三条河原町の立地できることはありがたい。観光の需要高まる中、ひときわ地域に溶け込んで愛されるホテルを目指したい」と意気込む。
オープンは9月25日。