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ウェスティン都ホテル京都が改装へ ブランド再編で新ロゴ発表も

別館の「佳水園」にベッドを導入するほか浴室には温泉を引く

別館の「佳水園」にベッドを導入するほか浴室には温泉を引く

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 ウェスティン都ホテル京都(京都市東山区粟田口華頂町)が8月3日、リニューアルの内容を発表した。

2019年4月から使われる新ロゴ

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 リニューアルは、京都で新しいホテル参入の激化や、インバウンドの増加を受けたもので、本館の耐震工事や南館の減築を含む大規模な工事を行う。リニューアルでラグジュアリーホテルとしての位置付けをより明確化する狙い。

 リニューアルでは、客室数を約499室から約270室と約半数に減少。平均客室面積は約35平方メートルから約50平方メートルまで拡大する。このほか約1000平方メートル規模の温泉を利用したスパ、メインダイニングやライブキッチンを備えたビュッフェレストランも新設する。数寄屋風別館「佳水園」も客室を広げるほか、各浴室に温泉を引き込む。投資額は198億円。リニューアル後の予想客室単価は4万円~7万円。

 近鉄・都ホテルズ(大阪市)の中山勉社長は「京都はホテルが増えているが、政府の掲げる『2020年に年間訪日客4000万人』の目標にはまだ足りない。品質は最高級グレードを保ちつつ、客室の広さがラグジュアリーホテルよりは小さく客室単価は安く提供できることを強みとして、地域でナンバーワンのホテルを目指したい」と意気込む。

 ブランド再編についても発表があり、サービスポリシーを「繊細な心配りと培われた品位が生み出す心あたたまる時間」とし、ブランドロゴも刷新する。各ホテルを「都ホテル」「都シティ」「都リゾート」の3つに分けるほか、下京区にある「新・都ホテル」を「都ホテル 京都八条」にするなど、4施設の名称を変更する。

 グランドオープンは都ホテル創業130年に当たる2020年春を目指す。

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