パリの美術館で京都の名宝の展覧会-姉妹都市50周年記念で

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 京都市は、パリ市との姉妹都市盟約締結50周年を記念した展覧会「相國寺・金閣・銀閣名宝展-京都における禅と美術-」を2008年10月15日~12月14日、パリ市立プチパレ美術館で開催すると発表した。

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 同展は、京都市と仏・パリ市が2008年に姉妹都市盟約締結50周年を迎えるにあたり記念事業として開催するもの。京都市、相国寺承天閣美術館、京都国際文化交流財団、パリ市、パリ市立プチパレ美術館の共催で行われる。

 展覧会では「禅の文化・芸術」をテーマに、相国寺、金閣・鹿苑寺、銀閣・慈照寺が所蔵する国宝・重要文化財を含めた美術品約80作品100点を展示する。展示内容は、国宝である無学祖元「無学祖元原墨蹟 与長楽寺一翁偈語」、雪舟等楊「毘沙門天図」・円山応挙「牡丹孔雀図」など重要文化財6点、伊藤若冲「釈迦三尊像」、「空谷明応像」など、北山文化・東山文化を中心とした芸術作品を展示する。期間中、京都ならではの映像展示や、今後のパリ市との交流を促進するイベントや公演なども予定。

 京都市は「同展覧会で、両都市間の交流や相互関係をさらに進めていきたい。今後も50周年に向けて盛り上げていきたい」と話している。

京都市情報館(「相國寺・金閣・銀閣名宝展-京都における禅と美術-」パリ開催について)

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