京都文化博物館(中京区)で6月21日、対談イベント「宮田亮平長官と文化を語る(和食編)」が行われる。
文化庁の京都全面移転に先駆けて設置された「文化庁 地域文化創生本部」(東山区)発足1周年を記念して行われる同イベント。
同本部 総括・政策研究グループの山口憲二郎さんは「宮田亮平長官は深い知識だけでなく、新年のあいさつで300人近い職員とハイタッチして鼓舞するようなユーモアのある人」と話す。
ゲストは「京料理 萬重(まんしげ)」の若主人で、若手料理人が集まる「京都料理芽生会」会長の田村圭吾さん。山口さんは「文化庁は食文化も生活文化の一つとして振興に力を入れていく。若手の田村さんに『これからの和食』を語っていただけないかとお願いした」と話す。
山口さんは「文化庁の移転やそのメリットを多くの人に伝えていくことで、移転の機運が地元から盛り上げていきたい」とも。
文化庁は今年10月以降組織再編し、遅くとも2021年までに京都府警察本部本館の建物へ全面移転することが決まっている。
開催時間は10時~11時10分。申し込みはファクス(075-561-3512)やメールなどで受け付ける。申し込み用紙はホームページに掲載する。