京都水族館で現在、同館ならではの展示の一つである「オオサンショウウオ」をイメージしたスイーツの販売を行っている。
オオサンショウウオは、特別天然記念物に指定されている世界最大の両生類。3千万年前の化石と現在の姿がほぼ変わらず「生きた化石」ともいわれている。京都では鴨川の上流に生息しており、台風で増水すると、下流に流されて岸に打ち上げられることも度々あるという。
同館では、開館当初からマスコット的に取り上げており、9月9日を「オオサンショウウオの日」として日本記念日協会に申請。その後認定を受けた。
開催中の企画展「なんかへんないきもの~オオサンショウウオのゆかいななかまたち~」に合わせて「オオサンショウウオ スムージー」(600円)を1日20個限定で販売。チョコレートスムージーに生クリーム、チョコクランチをトッピング。大きな口に小さな目など特徴を捉えたマシュマロ製のオオサンショウウオが顔をのぞかせる。
館内のカフェでは170センチの「超特大オオサンショウウオ」ぬいぐるみと相席ができる席も備える。同館広報の津田ひかるさんは「『オオサンショウウオとデートなう』にも使える。よく見るとかわいらしいオオサンショウウオに会いに来て」と笑顔を見せる。
ぬいぐるみの「相席」は、店内の混雑状況によってはできない場合もある。
開館時間は10時~18時。5月3日~5月6日までは9時~20時。カフェの営業時間は開館30分後から。6月29日まで。