「ホテルインターゲート京都四条新町」(京都市中京区新町通錦小路上る百足屋町)が、3月1日、開業する。運営は札幌グランドホテルなどのホテルや温泉旅館、レジャー施設などを展開するグランビスタ&リゾート(東京都千代田区)。
「最高の朝を届けるホテル All For Tomorrow」をコンセプトにした新ブランド1号店となる同ホテル。旅慣れたリピーターやアクティブなシニアや外国人旅行者が求める「コト消費」を意識し、和ロウソクの絵付け体験など京都の伝統工芸のワークショップを定期的に開催するほか、ガイドブックには載らない地元の情報や旅行者の体験を投稿できるトラベラーズボードも用意する。
地上5階建てで部屋数は153室。全室20平方メートル以上のサイズで、想定価格は1室5万円~10万円程度。ジュニアスイートは7月の祇園祭ではホテルの向かいに建つ「南観音山」が窓から見えるよう設計した。
須田貞則社長さんは、「『最高の朝』を届ける」をコンセプトに、睡眠や朝食の質に力を入れたほか、伝統産業の扉を開くワークショップでより深く京都を楽しむホテルを運営したい」と意気込む。
支配人の橋本ゆき子さんは「ラウンジをはじめとしたギャザリングスペースでは、地域と旅行者の出会いと交流を楽しんでもらえるようにしたい」と話す。