京都市図書館は2月9日、ホームページをリニューアルする。
5年に1度のシステム更新を行う同館。利用者の年齢層や端末などを調べると、ホームページ利用者の年代や時間帯別の利用者数も他の都市に比べて大きな偏りがなかったことから、あらゆる層に対応できるデザインを目指すという。
リニューアルではトップページから資料検索や開館カレンダーといった情報にアクセスしやすくするほか、スマートフォンなど端末の幅に合わせる最適化表示が検索画面や予約状況の確認ページでされるようになる。
レファレンスに関しては、京都に関する情報の一覧や、調べ物に役立つ研究機関などのリンクの一覧も載る予定。問い合わせが多い住宅地図や地形地図について、どの館にどの資料があるのかも表示する。
要望が多かったという気に入った本を登録しておく「My本棚」機能を追加。最大10の「本棚」に、1000冊まで登録ができる。本棚には「ミステリー」など好きに名前が付けられる。
同館の担当者は「今回は文字のサイズやデザイン、色も含めて見やすさやアクセシビリティを重視したリニューアルになる。検索画面から書影も確認できて本が探しやすくなるのでこれまで以上に活用してもらえたら」と話す。