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京都で日本初の特急用ディーゼル車両と年賀状撮影会 愛称の「ブルドッグ」ちなみ

キハ81形と記念撮影する親子連れ

キハ81形と記念撮影する親子連れ

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 京都鉄道博物館(京都市下京区観喜寺町)で12月9日、「ブルドッグ年賀状撮影会」が行われた。

 先頭車両が大きく突き出し、「ブルドッグ」の愛称で呼ばれるキハ81型ディーゼルカーと一緒に写真を撮る同イベント。同館で開催中の「冬の撮れとれトレインフェスタ」の一環で行われた。

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 日本初の特急用ディーゼル動車として1960(昭和35)年に誕生した同車両。戦後、国鉄が蒸気機関に代わり電化やディーゼル化を進めていくのを背景に、1962(昭和37)年に開催された「伸びゆく鉄道科学大博覧会」に合わせて製造された。

 車両は上野・青森を結ぶ特急「はつかり」として活躍。紀勢本線では特急「くろしお」としても使われた。展示車両は製造された6台中、唯一現存している。同館学芸員の廣田琢也さんは「ディーゼルカーの歴史でも意義ある展示の一つ」と話す。

 この日は、企画に合わせてブルドッグの「鼻」の部分にあたるボンネットを開け、エンジンが見えるようにして撮影会が行われた。

 岡山県津山市から優一郎くん(4歳)と愛莉ちゃん(1歳10カ月)を連れて来館した清原克之さん・範子さん夫婦は「2人とも新幹線やSLが大好きで念願かなって京都に来られた。写真はパネルにして少し成長してから見返したい」と話していた。

 イベント期間中、館内4カ所にカレンダーを設置するほか「スペシャルジオラマ」として冬のイルミネーションを1月30日まで行う。廣田さんは「車両に特別なヘッドマークを付けたり、展示が期間によって変化したりするなど、鉄道ファンの人にとっても喜んでもらえる仕掛けを用意しているので足を運んでもらえたら」と話す。

 開館時間は10時~17時30分。入館料は一般=1,200円、大学・高校生=1,000円、小中学生=500円、幼児(3歳以上)=200円ほか。水曜休館(12月27日、1月3日を除く)。

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