上京区にあるImpact Hub Kyoto(京都市上京区油小路通中立売西入る甲斐守町)で11月15日、来年春に京都に出店するBLUE BOTTLE COFFEE(東京都目黒区)の採用セミナーが行われた。
当日は同社のドリップコーヒーを片手に、創始者のフリーマン・ジェームズさんについてや同社の歴史、デリシャスネス(おいしさ)の追求や、細かなマニュアルに頼らないホスピタリティー、サスティナビリティー(持続性)など、同社が大切にしている3つの条件のほか、国内の7店の特徴を紹介した。同社は今回のセミナーではカフェリーダー(店長)やバリスタなど20人を採用する予定。
採用担当の松本実希さんは、京都の店についてフリーマンさんが当初から出店する思いがあった場所だと説明。勤務地は京都の中心部ではないが、京都駅から通える場所になることを明らかにした。「京都は関西で初の店舗として今後の関西展開でもコーヒーの楽しさを一緒に伝える人に来てほしい」と呼び掛けた。
トレーナーの藤岡響さんは「コーヒーについて時間を掛けて教育をする環境が整っている。規模が大きくなっても個人店の情熱を持ち続けている会社」と紹介。青山店のカフェリーダーの西野知子さんからも「店長として経営面を担当しながら、コーヒーについても勉強を続けている。思い切って面接を受けて良かった」と自身の経験を語った。
参加者のうち希望者は集団面接に進み、京都に新たにできる店で自分がどのように活躍できるかについて思いを語った。
セミナーは17日まで。