京都市と漫画「ONE PIECE(ワンピース)」がコラボしたスタンプラリー企画「京都麦わら道中記~もうひとつのワノ国~」が10月7日、京都市内各所で始まった。主催は集英社と同市を中心とした「京都麦わら道中記推進委員会」。
同作が今年、連載20周年迎えることを記念して開く同イベント。近く始まる新章「ワノ国編」にちなみ、「ワノ国」に似た京都に麦わらの一味が上陸したという設定で、街に残した痕跡を探すというもの。
京都の玄関口に当たる京都駅「時の灯」では、作者の尾田栄一郎さんの描きおろしのイラストが表紙の巨大なコミックスのオブジェが登場。裏側には、一味のいる場所の地図や、尾田さんが取材したポイントも紹介する。連休中日の8日には、50人近い人がスタンプの順番待ちをしていた。
世界一の剣豪を目指すゾロは、新撰組ゆかりの壬生寺で巨大絵馬を残し、お金に目がないナミは地下鉄東西線のビジネスアドバイザーに就任し、ナミ監修の広告やマナーポスターが張り出される。考古学者のロビンと船大工フランキーは二条城のARツアーになって登場。コックのサンジは、創業480年の茶店「二軒茶屋」(東山区)で腕を振るうという。
参加者は各ポイントや京都市役所に設置された「手配書課」で台紙を受け取り、3つ以上あるいは9つ全てのポイントのスタンプを集めて京都市役所に持っていくと「報酬」を受け取ることができる。
各施設の入場時間は施設ごとに異なる。混雑状況や限定グッズの有無については、同イベントツイッターで随時発表する。今月22日まで。