京都府庁(京都市上京区下立売新町西入)で6月3日、クラシックカー愛好家によるラリーイベント「COPPA DI KYOTO(コッパ ディ 京都)」の開会式が行われた。
2008年に始まり、今年で7回目を迎える同イベント。この日は1925年製の「ブガッティT13ブレシア」、ニューヨーク近代美術館で展示されていることでも知られ、「動く彫刻」の異名を取る「チシタリア202SC」など33台が集まった。
コースは京都府の施策「森の京都」エリアの日吉ダムなどの丹波を走行し、京都府の北端である丹後半島の「海の京都」を走行し、宮津で宿泊。翌日は、3月から始まった「お茶の京都」の舞台となる南山城村など茶畑の間を走行。ゴールとなる「けいはんなプラザ日時計広場」(精華町)では、参加者にはお茶の入れ方を紹介するセレモニーが予定されている。
京都府庁旧本館で行われた開会式の後、着物姿のミス京都らがフラッグを振り、スタートの合図を出した。先導車には「お茶の京都」とタイアップしている緑のメルセデス・ベンツ「smart」が担当した。好天の中、ドライバーは手を振ったり警笛を鳴らしてファンの声援に応えながら出発した。
同実行委員長の岡田邦雄さんは「今年は京都の北から南端までを縦断するコース。明日の11時ごろには『道の駅 お茶の京都みなみやましろ村』で茶畑を背景に今年の見所の一つでは」と話していた。
ゴールは明日の13時ごろを予定する。