全面改装が行われていた京都タワーの地下1階から地上2階までのフロアが「京都タワーサンド」(京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町)として開業するのを前に4月13日、内覧会が行われた。
1964(昭和39)年の開業以来最大規模の改装を終えた同施設。営業面積は約2620平方メートル、テナントは全55店。施設名の由来は京都駅と街、市民や観光客を結びつける「参道」から。
地下1階は「フードホール」として地元の店を中心に集め、自由に飲食できる。店舗内の席を含め約400席を設ける。1階は「大人の女性」をメインターゲットにした土産物を中心に、スイーツやコスメ、雑貨などを展開する。2階には清水焼の絵付けや、和菓子作り、食品サンプルの制作が体験できるコーナーを設ける。
店舗誘致を担当した京阪流通システム部事業部の渡邊恭平さんは「京都駅前は地下街や百貨店のある激戦区。それらとはまた違う、地元でも人気の店を集めた。観光客や地元の人にも楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は、1階・2階=9時~21時、地下1階=11時~23時。初日は10時にオープンする。