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京都で商業学校・工業学校の歴史展 資料募集の呼び掛けも

展示の様子。右側の「つづれ織屏風」は1930年に行われたベルギー万国博覧会で大賞を獲得した。

展示の様子。右側の「つづれ織屏風」は1930年に行われたベルギー万国博覧会で大賞を獲得した。

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 京都市学校歴史博物館(京都市下京区御幸町通仏光寺下る橘町、TEL 075-344-1305)で12月17日、「近代京都の商業学校・工業学校」が始まった。

市内最後の「黒い学ラン」となった洛陽工業高校の制服

 京都の商業・工業学校の資料を展示する同展。大正期から戦前ごろまでの授業や学生の様子を伺うことができる教科書や写真といった資料を展示する。

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 展示スペースの一角には、洛陽工業高校の創立100周年を記念して創設された記念館の展示を再現。周年記念に作られたテレホンカードや、生徒が実測し制作した校舎模型など、そのままの雰囲気を味わってほしいと説明なども現場のものを持ってきて使っている。

 京都市第二工業学校(伏見工業高等学校の前身)に関しては、京都市立第一工業学校(洛陽工業高等学校の前身)分教場が独立して開校。戦後の資料は多いが、それ以前の資料がほとんどないという。学校に資料が残っていないと、同窓会や個人からの提供が頼みとなる。展示品と共に「市立第二工業高校の資料をお持ちの方はよろしければ当館までお声掛けください」と呼び掛ける。

 同館学芸員の和崎光太郎さんは「近代化の産物である工業・商業学校といった実業教育の場は現在、減少しつつある。今、資料を集め記録に残しておくことは重要。学校資料の確保の難しさなども知ってもらえたら」と話す。

 京都工学院高校の開校に合わせ、学校制服の展示も行う。「市内最後の黒ラン」と言われた旧洛陽工業高校の制服や、伏見工業高校のブレザー、2017年に2校が統合して開校する「京都工学院高校」(伏見区)の制服を展示する。
 関連企画として来年3月11日に和崎さんの「明治の青年と学校」と題した講演会も。

 開館時間は9時~17時(入館は閉館30分前まで)。水曜定休(12月28日~1月4日まで休館)。入館料は、大人=200円、小・中学生=100円。

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