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京都・西陣の旧電話局がインキュベーション施設に オープニング講演も

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京都・西陣の旧電話局がインキュベーション施設に オープニング講演も

オープニング講演の様子

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 堀川中立売にある「西陣産業創造會館」(京都市上京区甲斐守町)で10月15日、起業家育成や新ビジネスを支援するインキュベーション施設化に伴うオープニングイベントが行われた。

 NPO法人西陣町家スタジオが京都府とNTT西日本と連携して運営する同施設。起業家やベンチャー企業、フリーランスなどにスモールオフィスやコワーキングスペーススペース、ビジネスマッチングサービスやセミナーを開催する。

 西陣産業創造会館は、大正10(1921)年に建設された旧「京都中央電話局西陣分局」。京都で3番目に作られた電話局で通信施設に手動交換員の生活空間もあった。2006年には国の重要文化財に指定されている。3階建てで、建築面積は489平方メートル。延べ床面積は1178平方メートル。

 1階と2階にスモールオフィスを展開(現在満室)。2階は、英国発世界80都市で展開する起業支援ネットワーク一員の「Impact Hub Kyoto」が運営するコワーキングスペースと、フィルムアート社が運営する本屋「Montag Booksellers(モンターグ・ブックセラーズ)」が入る。3階はカンファレンスルームとして一般にも貸し出される。

 セレモニーでは大阪大学大学院国際公共政策研究科客員教授の木川田一榮(かずえ)さんが「イノベーターを育む場のダイナミクスを考える」をテーマに講演。クリエーティブな企業が共通して重要視する「コラボレーション」と「イノベーション」を生み出す場が必要と話した。

 実例として、木川田さんはスタンフォード大学のD(dsign)スクールを紹介。B(Business)スクールが必ずしも世界をよくしなかったことの反省に立ち、世界の課題の解決を目指す実践的なプログラムを展開。学生が未熟児の死亡率を減少させるためにシンプルな機構で低価格で提供できる保温機(ウォームバッグ)を製作し、大きな反響を呼んだことなどを紹介した。

 「学生の良い発表には『そのプロジェクトに1億出そう』とTシャツにジーンズ姿の経営者らが資金を提供し、卒業生の弁理士や弁護士がボランティアでサポートに入るといった環境が整っている」とも。孤独になりがちな日本の起業と比較し、場の重要性を強調した。

 最後に「京都に集積する知恵や技術をImpact Hub Kyotoも大学や大学コンソーシアム、企業などとの連携の中で新たなイノベーションを育んでほしい」と締めくくった。

 Impact Hub Kyotoの浅井俊子代表理事は「ここは世の中をよくしたいとさまざまな人が集まってくる。一人一人の力は小さくとも、官民の連携支援と起業家の交流やImpact Hubのネットワークを通じて『共創の場』を目指したい」と語る。

 コワーキングスペースの営業時間は平日=10時~20時。土曜・日曜・祝日はイベント時のみ営業する。料金は、一般利用(1日)=1,000円、月50時間=5,000円(要入会金5,000円)ほか。

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