京都南部で8月、最高気温が35度以上の猛暑日が観測史上4番目の20日間だったことが分かった。
今月16日の五山の送り火の前日と当日、強い雨が降った京都市。京都地方気象台の鳩岡正喜さんによると、今年は太平洋高気圧が強く雨の少ない夏だったという。
京都高島屋では、気象庁発表による前日の予報で猛暑日と予報された翌日、食料品売り場などで冷たい食品の試食や、冷却パックを配布するキャンペーンが7月20日~8月31日に行われた。同店広報担当者は「暑い中、ご来店してくださったお客さまへの感謝の意を込めて、店内で涼んでいただこうと企画した」と話す。「暑い四条通に出ていかれるお客さまへの冷却パック配布は好評だった」とも。
鳩岡さんによると、8月28日~31日は台風の影響で暑さが和らいだが、9月・10月は例年以上に暑くなる予測といい、秋の涼しさは遠く残暑厳しい日々がしばらく続くという。