京都造形芸術大学内にある京都芸術劇場「春秋座」(京都市左京区北白川、TEL 075-791-9353)で、「第1回 京都造形芸術大学映画祭-宍戸錠からパレスチナまで-」が開催されている。
同学は、今年度より新たに「映画学科」を開設。「自主精神と技術を備え持つ『映画作家』の育成」(同学)を教育指針に掲げ、それぞれの分野で活躍する人材を育むため「映画監督」「映画俳優」「映画技術」「プロデューサー」の4コースを設置、同学科長には映画監督の林海象さんを迎えている。
8月には同祭の一環で「第1回 高橋伴明映画祭~映画と喧嘩する監督と女優~」を開催。映画監督の高橋伴明さんと女優の高橋恵子さんが来場し高橋監督の2作品を上映したほか、ゲストによるトークや質疑応答が行われた。イベント終了後にはゲスト2人がロビーに現れるサプライズもあったという。
9月30日には「第2回 郭在容(クァク・ジョヨン)映画祭~韓国映画の未来と展望~」を行う。ゲストに映画監督のクァク・ジョヨンさん、映画監督の林海象さん、映画評論家の寺脇研さんを迎え、3人によるトークを行うほか、クァク・ジョヨンさんの映画作品「猟奇的な彼女」と「ラブストーリー」の2本を上映する。
開場は12時30分で、開演は13時。チケットは、通し券(全6回・特別企画上映を含む)=5,000円、1回券は一般=1,500円、学生・シニア=1,000円。チケット問い合わせは同大学映画学科研究室(TEL 075-791-9353)まで(平日9時~17時)。次回は10月28日に「木村威夫映画祭~美術監督作品200本を超えて~」を予定している。映画祭は来年1月まで開催する。