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JR二条駅近くのお好み焼き店「OKONOMIYAKI HOUSE グルグルどん」(京都市中京区西ノ京星池町、TEL 075-801-7887)が6月から、平日限定ランチバイキングを始めた。
伏見の酒蔵から直接仕入れた酒かすを使ったお好み焼き「酒粕(かす)玉」(950円)や、お好み焼きの中にハンバーグを入れた「ハンバーグのお好み焼き」(950円)などのユニークなお好み焼きを提供する同店。
ランチバイキングは、常連客の「いろいろな味のお好み焼きを楽しみたい」という要望から新たに始めたという。平日11時~14時のランチタイムに、豚玉お好み焼きとソース焼きそば、日替わりお好み焼き・焼きそば各1種の4品、ライス・みそ汁、ソフトドリンクをバイキング形式で提供する。価格は980円。時間は無制限。
店長の増田正裕さんは「お好み焼きは1枚焼きあげるまで15分~20分かかる。昼休憩の時間が決まっているサラリーマンや学生に、手早く、お好み焼きを腹いっぱい食べてほしい」と話す。同メニューが始まってから、1日平均15枚~20枚のお好み焼きをランチタイムに焼き上げる。時間がたつと固くなり伸びてしまう焼きそばは、新規の客が入ったときに新しく焼きはじめる。
同メニューの発案者の常連客で、祇園の日本料理店を営んでいた小林正法さんは「小鉢で提供する和食は、さまざまな料理が楽しめる。お好み焼きは1枚食べたらおなかがいっぱいになってしまうため、いろいろな味を好きな分だけ楽しめたら面白いと思った」と話す。
同メニューで提供するお好み焼きは、ディナータイムに提供するものと同じく、その日の朝に中央卸売市場で仕入れた材料を使う。「今後は同メニュー限定のお好み焼きや焼きそば、早く来ないと売り切れる枚数限定メニューなども提供したい」と増田さん。「赤字覚悟の新サービスだが、もっとたくさんのお客さんにうちのお好み焼きを知ってもらうきっかけになれば」と意気込む。
営業時間は、ランチ11時~14時、ディナー17時~23時。水曜定休。