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京都の「不思議なトリュフチョコ」牟尼庵、四条に本店 プチカフェ併設も

看板商品の「牟尼庵トリュフ」(1個476円)クリームにジンを加えた「雪」(写真左)と京都産抹茶を使用した「抹茶」(写真右) 商品は撮影用にカット

看板商品の「牟尼庵トリュフ」(1個476円)クリームにジンを加えた「雪」(写真左)と京都産抹茶を使用した「抹茶」(写真右) 商品は撮影用にカット

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 御幸町四条にチョコレート専門店「牟尼庵(むにあん) 四条本店」(京都市中京区御幸町四条上大日町、TEL 075-256-0200)が7月10日、オープンした。8月8日には同店併設のプチカフェ「ロアジス・ドゥ・ショコラ」もオープンした。

銀の内壁と中庭が見える店内

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 北白川に工房を構え、催事を中心に販売していた同店。現在は、阪急梅田と松屋銀座に出店。北白川では、土日祝日のみ販売をしていたが、根強いファンが来店し、交通整理が必要になるほどの人気チョコレート専門店だ。

 四条本店は、販売・製造の拠点として京都の中心地にオープンした。内壁には、チョコレートを包む銀紙をイメージし、一面銀箔(ぎんぱく)を使用する。カフェスペースは、8坪10席を設けたプチカフェ。カカオティーやホワイトチョコレートソフトクリームなどが楽しめる。店舗2階にはギフトサロンを設け、オリジナルチョコレートの相談もできる。

 看板商品の「牟尼庵トリュフ」(1個476円)は、空気を含ませながら丸めることで作り出す、不思議な軽い口どけが特徴。独自のレシピで作られた同商品は、チーフショコラティエール熊谷伸子さんを含めごく少数の職人にしか製造することができないという。店名の「牟尼」とは、「沈黙の行を修める人」という意味。チョコレート作りにおいても、手仕事で集中して一つ一つ丁寧に仕上げているという。

 店内カフェでは、同店のトリュフがカカオティーともに楽しめるカカオティーセット(648円)などを提供。同メニューはトリュフ、チョコレートケーキ「ガトームニアン」、ホワイトチョコレートチーズケーキの3品より一つ選べる。トリュフは、6種類から一つ選ぶことができる。ホワイトチョコレートソフトクリーム(500円)も同店でしか販売していない一品。ホワイトチョコレートはカカオの脂肪分であるココアバターを主成分としている。そのため本来ソフトクリームにすることが難しいといわれていたが、熊谷さんのオリジナルレシピによって、ソフトクリームに練り込むことに成功したという。同商品はトッピングにフランス産ワインソルトか石臼引き宇治抹茶から一つ選べる。

 「手仕事で作り上げた、ほかでは売っていない味、食感のチョコレートを京都から提供していきたい」という同店販売促進統括の大迦慧陽(けいよう)さん。9月25日にはニッキとシナモン、ホワイトチョコレートを練り込み焼き上げた「京都フィナンシェ」を販売予定という。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。

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