「みやこめっせ」(京都市左京区)で行われる「京都国際マンガ・アニメフェア(愛称=「京まふ」)」で9月19日、「2.5次元ミュージカル」をテーマにしたトークイベントが開催される。
「2.5次元ミュージカル」とは、2次元で描かれた漫画・アニメ・ゲームなどの世界を舞台コンテンツとしてショー化したものの総称。2010年には10作品・40万人の動員が、2013年の公演は60本以上、動員数は160万人を突破するなどエンターテインメントとして成長。原作と演劇界にも相乗効果をもたらしたという。2020年の東京オリンピックをにらみ、「日本生まれのライブコンテンツ」として、海外市場への拡大を見据え、海外コンベンションなどにも参加しているという。
当日は、2.5次元ミュージカル制作会社と漫画やアニメなどのコンテンツを持つ出版社や映像制作会社、タレント事務所、旅行会社などで作る「2.5次元ミュージカル協会」の松田誠代表理事が同協会の取り組みを紹介。ゲストにミュージカル「テニスの王子様」2ndシーズンで越前リョーマ役を演じた小越勇輝さんを迎え、演劇プロデューサーでもある松田さんと「2.5次元」の魅力を語り合う予定。
同イベント担当の京都市産業観光局の天野裕之さんは、「京都でも2.5次元ミュージカルの上演が行われるようになった。この機会に魅力を知ってもらえたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は13時~13時30分。観覧無料だが、同フェアへの入場チケット(1,200円)が必要。