交通局の枠を越えて市職員の若手有志で組織する「京都メトロFT」が現在、京都市営地下鉄の駅周辺で働く男性を紹介する企画を行っている。
4月を迎え新入学や就職で新たな地下鉄利用客を見込むシーズンに合わせ始まった同企画。地下鉄の利用促進を図るため、駅周辺の店舗や会社で働く人に話を聞こうとスタートした。
同チームは、「地下鉄駅周辺で一生懸命働き、輝いている男性で地下鉄の応援団として駅への誘導に協力してもらえる」人を「駅男(エキメン)」として認定。定番の趣味や職場のPRに加えて、地下鉄に関するエピソードも紹介する。
「お酒を飲み過ぎて竹田駅でよく起こされている」という「あるある」ネタや、「10代の時、好きな女の子と一緒に帰るために地下鉄で遠回りした」などのほほ笑ましい話を、真と共に地下鉄の公式キャラクター「太秦萌(うずまさもえ)」のフェイスブックと駅構内に掲示。取材した会社や店には、駅の方角を示すサインの掲示も依頼している。
「『職場のPRにもなる』と協力的な方が多く、地下鉄ネタで盛り上がることもしばしば。順調に30人ほどインタビューを終えた。目標は全駅で100人。太秦萌の『いいね』数も、京都市のキャラクターとしてはかなり多い3000が見えてきた。幅広い情報を発信していきたい」と同企画担当者。
企画は5月31日まで。