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京都タワーのビュッフェレストランが刷新-最初の一皿は蒸し料理をサーブ

ディナーで最初に提供される「野菜と和牛のせいろ蒸し」。すぐきのバーニャカウダなど3種類のディップで楽しむ

ディナーで最初に提供される「野菜と和牛のせいろ蒸し」。すぐきのバーニャカウダなど3種類のディップで楽しむ

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 京都タワー3階のビュッフェレストラン「タワーテラス」(京都市下京区、TEL 075-371-3370)が3月1日、リニューアルオープンする。

すぐきのバーニャカウダ

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 同店は3年前の12月にオープン。豊富なメニューが値頃で楽しめる店として好評を集めたが、総花的という声も聞かれたこともあり、改装に踏み切った。北山の森をイメージし、さまざまな緑色の西陣織のテキスタイルを壁面にあしらうことで、京都らしさや癒しを感じられる空間に仕上げた。店舗面積は約720平方メートル、席数は108席。20席程度の個室も設ける。

 特徴的なメニューが、最初に提供されるその日の「ファーストイート」。「着席後はまず、落ち着いた空間の中で最初の一皿を楽しんでもらいたい」と同芳賀克則店総調理長。ランチはちりめん山椒や湯葉の入った「京風飲茶」、ディナーは、チリ酢やゴマ、すぐきの3種類のディップソースで楽しむ野菜と和牛のせいろ蒸しを提供する。

 野菜のディスプレーが目を引く「野菜バー」は、同じ京阪グループ子会社の「ビオ・マーケット」(大阪府)が扱う有機野菜を中心に提供。生のままだけでなく、好きな種類や量を蒸したり、鉄板で焼いてもらえる。西京みそや、京都の伝統的な漬け物の一つ「すぐき」、チーズのコクとローストしたアーモンドがアクセントとなった「かぶらのジェノベーゼ」など野菜や肉につけるディップを常時10種類以上用意する。煮物や和え物といった総菜は、少しずつ種類を楽しめる小皿に盛りつけると同時に、好きな量を取れる大皿も用意した。数種類の自家製パンや具を選べるサンドウィッチや、タワーホテルのパティシエによるスイーツや、自分で作れるパフェなども用意。

 「メーンターゲットを20~40代のこだわりのある女性とその周辺、そして観光客に据えた。メニューに関しても、「量より質」への転換を量った。中でも、野菜の新しい食べ方を提案しているのでぜひ楽しんでいただければ」と小川雅人社長は、来店を呼び掛けた。

 営業時間はランチ=11時30分~14時30分(土曜・日曜・祝日)は、15時。ディナー=17時30分~21時。料金は、ランチ=2,400円(土曜・日曜・祝日は2,800円)、ディナー=4,500円ほか。

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