京劇ドリームボウル、惜しまれつつ閉店へ-「最後に投げてって」1ゲーム100円企画も

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 三条河原町のボウリング場「京劇ドリームボウル」(京都市中京区)が1月12日、45年の営業を終了する。建物の老朽化が原因。運営は全国でゲームセンターなどを運営するファンフィールド(東京都中央区)。

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 前身は奈良ドリームランドなどの遊園地や劇場、ホテルなどレジャー観光企業の「日本ドリーム観光」(後にダイエーが吸収合併)が手掛けた封切館だった。1969(昭和44)年ごろに建て増しや改装が行われ、ボウリング場も開業した。

 日本ドリーム観光は大阪、横浜、大分でボウリング場を展開。日田雅叙園ボウル(大分県日田市)は、タレントのタモリさんが20代のころ支配人を務めていたことでも知られる。同施設以外は、老朽化のため既に閉店。多くの店舗で改装や取り壊しが行われており、京劇ドリームボウルが最後の店舗だった。同店も閉店後、取り壊しとなる見通し。

 学生の利用が多かったという同館。現在、同店では「最後に多くの人に投げてもらいたい」と1ゲーム100円のキャンペーン(最大4ゲーム)を実施し、来店を呼び掛けている。

 営業時間は11時~翌1時(土曜・日曜祝日=10時から、金曜・土曜・祝前日=翌2時まで)。最終日は21時まで。

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