「Impact Hub Kyoto」が1周年イベント-「あした」テーマの茶会も

以前のイベントの様子

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 京都の社会起業家支援拠点「Impact Hub Kyoto」(インパクトハブキョウト、京都市上京区相克時門前町、TEL 075-417-0115)で11月28日から、1周年記念イベントが行われる。

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 同施設は、世界的コミュニティー「Impact Hub」の京都版として設立。会員は同施設や海外の拠点をコワーキングスペースとして利用できるほか、専用のSNSでの交流や意見交換が可能となる。

 28日には、「日本型ソーシャルイノベーションの創出」リレーセミナーを開催。大原や京丹後市で社会実験を行った同志社大学政策学部の今里滋教授と、震災後40時間後に、被災者が生き延びるために役立つ知恵を世界中から募るウェブサイト「OLIVE」を立ち上げたデザイナーの太刀川英輔さん、京都大学総合博物館准教授の塩瀬隆之さんが登壇。日本の自然や風土に根付いた生活の中で息づいてきた知恵や文化を「ソーシャルイノベーションの蓄積」ととらえ、それぞれの活動の紹介や今後のイノベーションについて発表を行う。

 29日には、「アートを肴(さかな)に酒を飲む」主宰のAS2(アスツー)や、京都造形芸術大学の熊倉敬聡さんらが亭主になる「烏丸茶会」を開催。亭主が見つめる「あした」をテーマとしたダイアログを行うほか、テーマに合わせて設えにも工夫を施す。

 30日は、「未来のソーシャルエバンジェリスト」(伝道者)と題し、現代の海彦・山彦として「猟」「漁」「村」にまつわる関係者によるプレゼンテーションとトークを展開する。

 開催時間はイベントごとに異なる。料金は、28日=ドネーション、29日・30日=一般1,000円、会員500円。申し込みはウェブページで受け付ける。

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