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梅小路公園そばに若手農家中心の青果店-量り売りやPRコーナーも

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 梅小路公園そばの「KYOCA Food Laboratory」(京都市下京区朱雀正会町)1階に「マイファーマー」がオープンしておよそ1カ月がたった。運営は、休耕地の収益化や、農業を通じて地域を活性化できる人材を育てる事業を展開する農業ベンチャー「マイファーム」(同)。

量り売り専用のレジ

 店舗面積は約15坪。店内では、同社の手掛ける「アグリビジネス大学校」の卒業生ら新規就農者や若手の生産者による野菜に、隣に位置する市場から仕入れた野菜の両方を販売。各産地で製造されたジュースや調味料などの加工品も扱っている。

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 入り口すぐの量り売りコーナーには、旬を迎えた黄色や緑のズッキーニやトマトが積まれている。「量り売りは、農家にとって負担の大きい袋詰めの作業を減らせるほか、消費者にとっても必要な量だけを購入することができ、個別包装もなくなる。子どもが目を輝かせて野菜の重さを量っている姿を見るとこちらまでうれしくなる」と店長の市川野花さん。

 「トマトは、お尻に筋がくっきり出ているものがおすすめ」、「前に買ったナスはやわらかくてよかった」客と会話が弾む。セルフレジ方式を採用して、レシピの情報交換や野菜の選ぶのも手伝う。そうして得られた「生の声」は農家にも伝え、店の仕入れや陳列にも反映する。市場を通じて仕入れたものと並べることで、袋の入れ方など参考になり、若手農家が刺激を受けたり、勉強の場にもなっている。一角にはレストランなど新たな販路開拓につながるよう珍しい種類の野菜と農家の情報などを並べるPRコーナーも設ける。

 「農業に関わる人と共に、いいものを見つけに来てもらえるような店にしていきたい」と市川さんは意気込む。

 営業時間は10時~18時・水曜定休。7月20日に本格オープンを予定する。

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