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同志社大そばに学生専用「就活カフェ」-ドリンク代は企業負担

「知るcafe」を立ち上げた柿本優祐さん

「知るcafe」を立ち上げた柿本優祐さん

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 京都・今出川烏丸に12月2日、会員制の就活カフェ「知るcafe」(京都市上京区)がオープンした。運営はエンリッション(上京区)。

 「企業と学生が互いを知る場」をコンセプトに開いた同店。店舗面積は約100平方メートルで、席数は45席。利用できるのは学生のみで、入会手続きと学生証が必要。壁やテーブルの天板に企業のポスターや企業情報が掲示されている。同店の初期費用と運営費は企業からの広告で賄う。ドリンクは無料で提供。軽食(100円)も用意する。

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 土曜・日曜には、スポンサー企業の人事担当者による企業説明会も行われる。人事担当者1人に対して約40人の学生がいるのが常の企業でも、同店では最大5人まで。「大勢の前では聞きにくい素朴な質問をしてもらえたら」と同社取締役の柿本優祐さん。

 スポンサーの一つ、ゼロワン(兵庫県神戸市)人事担当の木内和孝さんは「優秀な学生さんとかしこまらずに話ができたらと思っている。学生の本音や指向について知ることのできる機会。出入りも多いので会社の認知向上にも期待している」と話す

 業界業種を問わず、40社から50社エントリーしてどこか一つ内定を取れたらいいという活動に疑問を抱き、「大阪や東京に出向かず、大学生活の中で企業について知る方法はないか」という思いからアイデアを温め続けていた柿本さん。大学卒業後、東京のシステム開発企業の営業職でスキルを磨き今年6月に退職。中学時代からの親友の粟野さん、バイトの先輩で独立志向の強かった末政さんと共に4カ月の間に営業を重ねた結果、スポンサー企業は35社に。母校近くの物件に巡り合い、オープンにこぎ着けた。

 「なあなあでその場を保つ『良い人』になるのではなく、『今のままでいいのですか』と嫌われることも承知で臨む営業スタイルを取る柿本さん。「厳しい意見を言った企業ほど、最後は分かりあってスポンサーに名乗りを上げていただいている」と明かす。「前職の敏腕リーダーから学んだスタイル。彼がいなければ今の僕はあり得ない」と振り返る。

 来年には関大、関学大、立命館大、京大、早稲田大の近くでの展開も予定する。

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