京都中央卸売市場(京都市下京区朱雀分木町)で11月23日、「鍋まつり」が行われる。
今回で9回目を迎える同イベント。休業日となる市場を開放し、中卸や卸売会社が普段扱っている食材を鍋にして販売。家庭の食卓には上がりにくいハモやマツタケ、フグ、カニの鍋などを含む23種類の鍋を約2万食分用意する。価格は1杯200円または300円。器は環境に配慮したリユース食器を使用する。
「利益を上げることよりも、京都の食を支えている中央市場に親しんでもらうのが目的で開催している」と同イベント担当者。「家族連れなど何人かで来ていただいて食べ比べも楽しいのでは。販売ブースも設けているので、家でもぜひ鍋を作ってもらえたら」とも。
会場では、アンコウのつるし切りの実演や食育のパネル展示などのイベントも予定する。
開催時間は11時~14時。