上七軒や浄福寺通を中心としたエリアで11月8日から京町家ライトアップイベント「都ライト」が行われる。主催は大学生を中心とした有志で組織する同実行委員会。
今回で9回目となる同イベント。地元店舗や住民の援助や助言、交流を通じて準備を進めてきた。イベントでは、京町家の内側から黄色のライトを使うことで「暮らしの明かり」を表現。通りによってに異なるデザインや素材でできたあんどんや、小学生の手作りあんどんが街を照らす。
「夜の明かりは生活の暖かみを感じることができる。格子からもれる光がそれを引き立たせてくれる」と同実行委員で広報担当の井山雄太さん。「昼とは違った、夜の町家の雰囲気を感じに来てほしい」とも。
期間中はこのほか、コンサートやうちわの絵付け、牛乳パックを使ったあんどん作りのワークショップなどを予定している。また、大黒町エリアでは住民らによる「街の物産展」も行われる。
開催時間は17時~21時(最終日は20時30分まで)。11月10日まで。