現代美術、建築、写真、デザインの専門店「MEDIA SHOP」(京都市中京区河原町三条下る)は7月9日、四条烏丸で「『スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー』トーク・イヴェントin京都-メガロマニア・バトル-」を開催する。会場は、複合施設「COCON烏丸」(下京区烏丸通四条下ル)3階、京都精華大学(京都市左京区)の学外アートスペース「shin-bi」。
「スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー」は、アメリカの建築家で、ロサンゼルスの「ウォルト・ディズニー・コンサート・ホール」やスペインの「ビルバオ・グッゲンハイム美術館」など、多くの代表作を持ち、その才能を高く評価されるフランク・ゲーリー氏を追ったドキュメンタリー映画。映画「ザ・ファーム/法律事務所」などの監督を務めたシドニー・ポラック氏が監督し、自身も初のドキュメンタリー映画となる。
今回のイベントは、映画の公開に合わせて行われるもので、建築家の關聡志さんと現代美術作家のヤノベケンジさんをトークゲストに迎え、内容は、映画予告編の上映と、関さんとヤノベさんのプレゼンテーション、トークを予定。主催者関係者は「トークバトルで、建築を巨大オブジェのように作り上げるフランク・ゲーリーの偉大な才能の秘密を、両者に共通するキーワード『巨大(メガロ)』『オブジェ』などから次第に露わにされることを期待する」と話している。
イベントは19時30分~21時。入場料は、一般=800円、学生=500円。申し込み多数の場合は立見席を設ける。