京都伝統産業交流センター(京都市左京区岡崎成勝寺町)が運営するオンラインショップ「みやび」のPRを行う初代「みやびはん」募集の条件が8月21日、大きく変更された。
同ショップは「京もの」と呼ばれる京都の伝統工芸品、特にメーンターゲットの30代から50代の女性の「暮らす私」「働く私」をテーマに商品を展開。現在、募集に連動して清水焼のカップや和紙のノート「日本の色ノート」などの手に取りやすい商品をまとめた「トライアル特集」も行っている。
8月1日から始まった応募条件は京都市内在住で、伝統工芸品に興味を持つ女性。「京もの」のテレビや雑誌、イベントへの出演や、ブログの更新、体験講座、座談会などの活動に参加できることが条件で、書類審査の後、面接が行われる。定員は「み」=3「や」=8「び」=1を足した12人。初代みやびはんの活動期間は10月5日から翌年の3月31日までを予定している。
フェイスブックやポスター、チラシなどで周知しているが、23日の時点の応募数は「定員よりも若干足りない数」(同事務局)にとどまっている。同事務局は応募期間を9月9日まで延長し、30歳以上だった年齢制限も、問い合わせのあった20代が応募ができるようにしたほか、活動日の要件も「20日程度」から「5日~10日程度」と大幅に減らしている。
「京都が好きで『もっと知りたい!』と感じている方に、ぜひ応募していただきたい。楽しんで活動してもらえるようサポートするので気軽に応募していただけたら」と同事務局担当者は応募を呼び掛ける。
応募方法は、チラシまたはウェブ上の申込書に「京都の伝統工芸品に対する思い」などを記載の上、写真と共に郵送する。