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カエルも歌って歓迎?-京都市が11日ぶり降水観測

久しぶりの雨に気持ちよさそう?京都水族館で展示されているニホンアマガエル

久しぶりの雨に気持ちよさそう?京都水族館で展示されているニホンアマガエル

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 京都市で11日ぶりとなる降水が6月11日観測された。

飼育スタッフのイラストの入った傘

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 近畿地方は5月28日に梅雨入りが発表されたものの、その後京都市では31日以降雨が降らず、最高気温が30度を超える日もあり「カラ梅雨か?」と思われていたが、6月11日は朝から小雨が降った。

 京都水族館(下京区)の「京の里山ゾーン」では今月1日から、「カエルの歌、聞こえるかな?~京都のカエルと世界のカエル展~」と題してカエルの展示を実施。サビトマトガエルや、キオビヤドクガエルなどの鮮やかな色のカエルや、トノサマガエルやヌマガエルなどの京都のカエルを展示。京都のカエルは「なるべく自然に近い環境で展示したい」と田んぼの中に観察窓のついた特製のかごを用意。11日には、水辺に住むモリアオガエルが鳴くのを聞いて「雨が降るのかな」と来場者も空模様を気にしていた。期間中、野外となる同ゾーン用に、飼育スタッフが生き物を描いたオリジナルの傘を貸し出す。

 「カエルは気圧の低い時や雨が降っているときによく鳴くという。雨ならではの楽しみ方も体験していただきたいので、この先もう少し雨が降る日があれば」と同館広報担当の久保田敦さん。

 カエルの展示は7月12日まで。開館時間は9時~17時。入館料は、大人=2,000円、高校生=1,500円、中・小学生=1,000円、幼児(3歳以上)=600円ほか。

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