四条烏丸の交差点で4月5日朝、「利きダシ」イベントが行われた。主催はコンセプトグラマー(京都市中京区)。
今月から始まる出社前の時間帯に行う講座「京都朝げいこ」のPRを兼ねた同イベント。南座の仕出しなどを扱う「祇園 花萬」(東山区)の料理長濱元太さんが羅臼昆布、枕崎のかつお節、店舗では使わない、いり子ダシの3種類のダシを用意。参加者は、どのダシを使っているのかを当てる。
「分かりやすいように少し濃い目にダシをひいたが、普段はいくつかのダシを組み合わせて使っているので難しいかも」と濱料理長。「特に、いり子は慣れない人もいると思うので、少し正解率が下がるかも」と予測。いり子は、頭や腹を取り除き、雑みを飛ばして香りだけを残しているという。
「和食は普段から作っていて、ダシとしょうゆで、なめたけも簡単においしくできる」と話す船本さんは、かつおダシを見事正解。笑顔がこぼれていた。
正解率は8日にホームページで公表する予定。