京都の街歩きや講座などを開催する「ことぶら」は2月9日、ユーストリーム番組「ことぶらチャンネル」の配信を始めた。
今年で2年目となる同団体。「京都の良さをわかりやすく伝えたい」と庭園・仏像・絵画の3つのテーマを軸とした街歩きや講座の開催、北野エリアの3つの商店街で作る「北野界隈創生会」、北山通りを中心とするフリーペーパー「あべきた」などとのコラボを実現させてきた。
今回、番組には同団体の田中英哉さんと庭園ガイドの生島あゆみさんが出演。田中さんは「ことぶら」の名前をつける前には「ことぷら」にする予定だったが「腹話術師がパ行は言いにくい」と聞いたことから「ことぶら」にしたなど、立ち上げまでのいきさつや、「古都すと協議会」で進めている500円商店街やご当地サイダーなどの活性化企画について紹介した。
「庭は1つだけでなく、2つ3つ見てほしい。その間も歩いてみて、京都の地形や歴史背景からストーリー性を感じてもらえたら」と生島さん。「うんちくよりも、皆さんの心の目で見てもらって感じてもらうことを大事にしている。庭の見方が楽しくなるお手伝いができたら」とツアーの楽しみを解説。
ツアーの度に「変顔」の写真を撮られるという生島さん。高台寺ツアーの際に「ねねがおなかが空いた時の顔をしてください」とリクエストされた話など、笑いも交えながら放送を終えた。
配信は月1回。次回からは英語で京都を紹介する「ことぶらインターナショナル」の配信も予定する。