京都市営地下鉄が三条京阪駅(京都市東山区大橋町)の改札横の区画に新たに店舗空間を設け、12月13日に事業者の応募が締め切られた。
1日約約2万4000人の利用する同駅は、京阪の三条駅とは地下の改札外コンコースでつながっており、地下鉄駅の中でも「女性の利用の多い駅」だという。
「駅ナカ店舗」予定地は改札横のコンコースの幅を縮小した約77平方メートルの1区画。来年のオープンを目指す。11月に行われた説明会には12社が参加。「人通りが多いことから興味を持っていただけたほか、土地の形が変則的なことに関する質問があった」と同局営業推進課の塩見康裕さん。説明会に参加したうちの3社が応募。外部委員会の決定を経て年内の決定を目指したいという。
「交通局の収益を上げることはもちろん、事業者に入ってもらうことで、利用者の方のニーズに合った利便性の高い駅になれば」とも。