河原町御池の商業施設「ゼスト御池」(京都市中京区御池寺町東入下本能寺前)で10月21日、「秋本番・京都地ビールフェスタ」が行われる。
同施設が10月10日にリニューアルオープンを迎えたことを記念して行う同イベント。京都市の若手職員を集めた地下鉄の増客チーム「出会いのコンサルタント班」の立案による。初回となる3月は、約2200人が来場。想定よりも多い来場者に、「途中でビールが無くなり、あわてて補充していただいた」と同チーム事務局の澤進一郎さん。この日の最寄り駅となる京都市役所前駅の1日の利用者の増加率は、前年比5.6%を記録した。
会場では、大原のシソを使った「紫蘇の里」(黄桜)、国産梨を使用する「梨エール」(京都一乗寺ブリュワリー)などの個性派ビールに、ロースト麦芽を使った「京都平安麦酒」(キンシ正宗)や、イギリスやドイツに伝わる伝統的なタイプの「京都周山街道」シリーズ(羽田酒造)を展開。今回新たに「箕面ビール」「丹波篠山ジグザグブルワリー」が加わり、全36銘柄をそろえる。たるサーバーを使い1杯300円で提供。同施設の飲食店が、おつまみも販売する。
「地ビールの購入層は年齢が高い傾向だが、思った以上に若い方が多くて意外だったという出店者の声も聞いている。友人同士などで気軽に足を運んでもらえたら」とも。
開催時間は11時~18時。当日利用した「1dayフリーチケット」を提示した先着100人にビール、おつまみ共通割引券(100円分)を進呈する。