錦市場に6月3日、オリーブオイル「キヨエ」を用いたドーナツカフェ「花よりキヨエ」(京都市中京区錦小路通御幸町、 TEL 0120-55-8694)がオープンした。運営は「バロックス」(大阪市西区)。
キヨエは、南オーストラリア産のオリーブを絞ったオリーブジュース100パーセントでできたオリーブオイル。同店では「キヨエ」を用いたドーナツやアイスクリームを提供する。「赤」を基調とした内装で、「オリーブの葉を持つ女の子」をイメージキャラクターとした。店舗面積は18坪、席数は14席。
看板メニューの「キヨエドーナツ」(1袋5個入り190円)はオリーブ味、うめこぶ味、きなこ味、ガーリック味の4種類。ボール型をしたドーナツには、豆乳や高知県産の米粉を使い、牛乳、卵、小麦粉は一切使っていないという。「キヨエアイスクリーム」(350円)には、ソルベ状のバニラアイスクリームに「キヨエ」のオリーブオイルをかけており、「鮮度が高い状態」を保つため、種が入ったままのオリーブの実を添える。「オリーブオイルには強い癖がなく、あっさりしている。『品質のいい』オリーブオイルは、もともとは料理の仕上げとして『生』で用いられることが多い。『こうした食べ方もある』ということを知ってほしい」と店長の安井弘康さん。ドリンクとドーナツをセットにした「キヨエセット」(500円)のほか、オリーブオイル「キヨエ」(120ミリリットル=1,523円、200ミリリットル=2,048円、500ミリリットル=4,515円)をはじめ、「キヨエ」を使った「バジルバーニャカウダ」(1380円)や保湿スティック「オリーブロック&ロール」(1050円)も提供している。
「オープンして間もないが、店の周辺に遊びに来た若者、修学旅行生、外国人、家族連れなど幅広い方々が訪れている。地元の方々との信頼関係を大切にして、長く愛される店を作っていければ」と安井さん。
営業時間は10時30分~18時(土曜・日曜・祝日は19時まで)。テークアウト販売も行う。