ラクエ四条烏丸」(京都市下京区四条通室町東入)の中川政七商店で2月1日、「パンを美味(おい)しく食べる道具展」が始まった。
パンを食べるときに使う道具やジャムを集めた同展。鎌倉の「もやい工藝」の「欅(ケヤキ)のパン皿」(3,675円)は、トーストの余分な水分を吸収し、パンのカリッとした状態を保つという。ヒノキやカシなど9種類の木でできたバターナイフ(1,470円~)、京都「金網つじ」のパンをじか火で焼ける網(小・3,360円、大・4,515円)などを集めた。
今回体験コーナーを設けたのは、新潟三条市の包丁メーカー「タダフサ」の新商品「パン切り包丁」(8,925円)。波状と直線の刃が組み合わせているのが特徴。「波のある部分はザクザクとパンの耳が切れて、中の白くて柔らかい部分は刃がすっと入っていく(店長の石井万紀さん)。このため、ボロボロになったり、穴があいたりしにくいという。「スライスされた食パンを買っている方も多いと思うが、食べる直前に切ることでパンの香りまで楽しめるので一度試してもらえたら」とも。
土曜・日曜の14時と17時から、実際にパンを切る「お試し会」を行う。「平日にも体験していただけるように用意しているので、気軽に声を掛けていただければ」と石井さん。
営業時間は時11~21時。今月29日まで。