烏丸三条にある商業施設「新風館」(京都市中京区烏丸姉小路下ル)で10月21日、和太鼓奏者レナード衛藤さんのライブ&トークイベントが行われる。
レナード衛藤さんは1984(昭和59)年に和太鼓集団「鼓童」に参加。演奏や作曲のほか音楽監督としてグループの中心として活動。鼓童から独立後は、ボブディランやボンジョビ、ザキール・フセインなどとも共演。ダンスカンパニーや映画への楽曲提供や、世界50カ国以上で演奏活動を行う。11月には京都コンサートホール(北区)での和太鼓とドラムス、タップダンスを組み合わせたパフォーマンス「Blendrums(ブレンドラムス)」の公演も控えている。
イベントでは、「アフリカツアーから戻ってきたばかりでテンションが上がっている」レナードさんの抱え太鼓のパフォーマンスを行うほか、トークでは、ニューヨークで生まれ育ったレナードさんが「アイデンティティー」「世界で挑戦すること」について掘り下げるという。
レナードさんが和太鼓に出会う前、ドラムスを演奏していたころのサークルの仲間であり、イベントの企画を行うリュ-デックスの田中英雄さんは「ドラムで培った音楽的な専門性と和太鼓の伝統的な要素をうまく発展させたのが彼の個性になっているのでは。和太鼓を演奏する方はもちろん、世界に挑戦したいと思っている若い方にも間近で彼の音と陽気な人柄に触れてほしい」と話す。
開演は19時。参加費は3,500円(食事・ワンドリンク付き)。限定50人。申し込みは新風館カフェサロン(TEL 075-255-3060)まで。