ホテル近鉄京都駅(京都市下京区東市塩小路釜殿町、TEL 075-692-2111)が10月1日、開業する。
近鉄京都駅から直結する同ホテル。利便性を生かして宿泊に特化し、館内施設を朝食ラウンジに絞った。夕食などはグループ会社の運営する「みやこみち」との提携などで、「宿泊客に便利に利用できるようにする」という。延べ床面積は1万3500平方メートル。2012年に完成する4号線のホーム上にあるため東西に長く、全368室。全てトレインビューとなっている。
客室は、ツイン(2人利用=1万9,000円)236室のほか、ワイドツイン(3人利用=2万7,000円)やデラックス(4人利用=4万8,000円)などグループでの利用も想定した部屋も用意。メーンとなるターゲットは20~30代の女性となるため、客室は人数に合った鏡を設けるなどの配慮も。
コーナーツイン(2人利用3万6000円)では天井まである窓から近鉄線、隣接するJR京都駅に出入りする在来線や新幹線を見ることができる。同ホテル総支配人の楳垣(うめがき)真弓さんは「一番初めに予約が入ったのはこの部屋。電車好きの方はもちろん、そうでなくても次から次へとやってくる列車にワクワクしてもらえるのでは」と話す。