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ラクエ四条烏丸で5年ぶりに復活-「丸善」がオープンから1カ月

丸善の店内

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 オープンから1カ月たった「ラクエ四条烏丸」(京都市下京区四条通室町)3階の文具店「丸善京都四条烏丸店」(TEL 075-229-6791)店長の谷岡永子さんに話を聞いた。

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 京都の丸善の歴史は古く、「丸善京都店」(丸屋善吉店)として1872(明治5)年に三条通麩屋町にオープン。その後、1940(昭和15)年から河原町通蛸薬師上ルに移転。その後65年営業を続けてきたが、周辺環境の変化などから2005年10月10日に閉店。移転前の店舗は梶井基次郎の小説「檸檬」に登場することでも有名で、閉店前にはレモンを置く客が増え話題になった。

 谷岡さんは、河原町店時代から文具を担当。同店閉店後は、大阪や岡山で引き続き文具を担当し京都に戻ってきた。河原町店は文具だけで約150坪あったが、新店は約35坪。当然、以前と同じように商品をそろえることはできない。「オープン当初に比べ、基本的に必要なものを押さえながらもデザイン性を重視した商品を増やしている」と谷岡さん。「利用客のほとんどが女性で洗練された方が多く、ベーシックな商品を扱う丸善らしさを残しつつもトレンドに合わせた商品も提供していきたい」と話す。

 「烏丸はビジネス街のイメージだったが、大人の街になっていて驚いた。店が変わると街も変わるということを実感している」と谷岡さん。同店でも平日より休日の方が、来店が多いという。

 同店では定番の万年筆やダイアリーに加え、クリスマスシーズンということからジュエリーケースや万華鏡などギフト用の商品も並べる。

 営業時間は11時~21時。

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