「第8回京都学生祭典」の開催を来月9日・10日に控え、主催する同実行委員会メンバーが9月17日、記者発表を行った。
今年のテーマは「記憶に残る祭、愛される祭」。これまで通り、学生主体で企画・運営を行うスタイルに変わりはないが、地域からより理解を得られるよう今年から「地域事業部」を立ち上げ、夜間パトロールに協力するなど交流活動にも力を入れてきたという。
今年の目玉は、新たに始まるファッションショー「Kyoto Fashion Expo~SAI~」。テーマは「国際化」。日本やエジプトなど世界の民族衣装や各国のファッションヒストリーを披露する。
2日目の目玉企画は、毎年さまざまなドラマが生まれる「グランド・フィナーレ」。2日間にわたるイベントを締めくくる同ステージでは、「京炎 そでふれ!全国おどりコンテスト」の決勝戦を行う。ほかにも「京炎みこし」と和太鼓のコラボレーションパフォーマンスや、「Kyoto Music Award」のグランプリに輝いたアーティストによるライブなどを予定している。
昨年は22万7,000人を動員した同イベント。実行委員長を務める立命館大学3回生の石田拓也さんは「重責を感じているが、昨年よりも多くの人に来てもらえるように頑張りたい」と意気込みを語った。
会場は、9日=京都駅ビル・京都駅前地下街ポルタ、10日=平安神宮・岡崎公園一帯。スケジュールなどは公式ページで確認できる。