京都の劇団、「東京都青少年健全育成条例」テーマに公演

「笑の内閣」が9月11日から「非実在少女のるてちゃん」を公演する

「笑の内閣」が9月11日から「非実在少女のるてちゃん」を公演する

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 京都を中心に活動する劇団「笑の内閣」が9月11日・12日、「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の改正案を題材にした「非実在少女のるてちゃん」の公演を行う。

 青少年の健全な育成を目的として1964(昭和39)年に制定された同条例。問題となっているのは改正案の7条2項。18歳未満として表現されている「非実在青少年」の性交などの行為が視覚的かつ肯定的に描写され「青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの」を青少年に対して販売することなどを避けるべきとする。主な出版社が都内にあることから「事実上の発禁ではないか」と、「表現の自由を害する」と批判する出版社や作家・漫画家なども少なくない。

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 公演では非実在少女「のるてちゃん」が漫画の中から飛び出してくる設定。実際の犯罪白書などの数字を使って、条例賛成派と討論するシーンも。「資料をかなり読み込んだ」と話すのは「笑の内閣」総裁の高間響さん。「演劇関係者には特に見てほしい。表現する者としてこの問題に対する危機感が薄いのでは」と指摘。「マスコミがあまり取り上げていないので一般の人や賛成派の人も含めてさまざまな立場の人に見てほしい」と話す。

 開演は13時、19時。料金は、学生が前売り=1,000円 当日=1,500円。一般が前売り=1,500円 当日=2,000円。12日の昼公演終了後、表現問題に詳しい保坂展人さんをゲストにアフタートークを予定する。

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