のぞみ、着物柄を使った「和紙名刺」発売-京友禅を越前和紙に印刷

着物柄を使った「和紙名刺」のサンプルイメージ写真

着物柄を使った「和紙名刺」のサンプルイメージ写真

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 のぞみ(京都市中京区御池通間之町東入ル、TEL 075-254-0789)は5月27日、友禅染の柄を越前和紙に印刷した「和紙名刺」を発売した。

 昨年2月に着物柄を印刷した「和札」を商品化した同社。「和紙の名刺が欲しい」という要望が多数寄せられたため、和紙を使った商品を開発した。一般的な紙と比べて和紙に色をのせるのは難しくコストもかかる。「名刺として購入できる価格で印刷できる業者を探すなど、和紙にこだわるが故の苦労も多かった」と振り返るのは、企画から携わる同社の鈴木晴奈さん。

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 和紙は「鳥の子紙」(とりのこがみ)と「大礼紙」(たいれいし)の2種類から選択する。鳥の子紙は越前和紙の中でもランクが高く、耐久性に優れ、虫食いにも強いと古文書に記述があるほど。やや黄みがかった色で表面にわずかにしま状の凹凸がある。一方の大礼紙は、光沢のある紙の繊維が入っており高級感があるのが特徴。同社サイトでは、サンプル請求のサービスも行っており、紙質を事前に確認することができる。

 和紙で印刷できる着物柄は現在17種類。和紙でもきれいに発色するものを選んだ。「着物を毎日着ることはできなくても、名刺であればビジネスシーンで日々使えるのが良い点」と同社広報の衣川くるみさん。海外で働く方や女性はもちろん、男性や普段着物に縁遠い人や役所関係の人からの依頼もあるという。

 衣川さんは「空の旅」、鈴木さんは「藤の風」「しだれ桜」が「お気に入り」の柄だという。「次は金箔を入れた名刺を作りたい」(鈴木さん)とも。

 価格例は、鳥の子紙(100枚)=10,500円、大礼紙=(80枚)=10,500円(校正1回無料)。

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