京都清宗根付館で夏の一般公開-現代根付作家・桜井英之さん企画展も

根付専門美術館「京都 清宗根付館」で7月1日から、夏の一般公開が始まる。写真=桜井英之さんの作品「朝顔に釣瓶とられて貰い水」

根付専門美術館「京都 清宗根付館」で7月1日から、夏の一般公開が始まる。写真=桜井英之さんの作品「朝顔に釣瓶とられて貰い水」

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 京都 清宗根付館(京都市中京区壬生賀陽御所町、TEL 075-802-7000)で7月1日、夏の一般公開が始まる。

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 2007年秋に日本初の根付専門美術館としてオープンした同館。京都市内に唯一現存する武家屋敷「旧神先家住宅」を修復し、年4回の期間限定で現代根付を中心とした約500点を展示している。

 今回は企画展として、現代根付作家・桜井英之さんの作品を特集展示する。桜井さんは、根付作家であった父・廣晴さんに師事し、半世紀にわたり700点以上の作品を発表。主に象牙と木を素材に使用し、人物・動物・植物(特に花)などを題材とした作品を手掛ける。作品は世界的に高い評価を得、その一部は自らの雅号を冠した「英之根付」として大英博物館にも収蔵されたほど。同展では50年に及ぶさまざまな造形美、精巧な技を一堂に紹介する。

 開館時間は10時~17時(最終入館は16時30分まで)。入館料は、一般=1,200円、中高校生=600円。7月31日まで。

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