若手作家や職人の育成や支援を目的としたイベント「京都アートフリーマーケット2009春」が3月20日～22日、京都市内各所で開催される。年2回の開催で、今回が8回目。

　同イベントは、京都で活動する18～40歳の若手作家や職人計145グループが制作したアート作品を展示・販売するもの。絵画、陶芸、染織からアクセサリー、雑貨まで、さまざまなジャンルの作品がそろう。

　京都文化博物館（京都市中京区三条高倉）、中京郵便局南側（三条通東洞院東入ル）、NTT西日本京都支店南側（烏丸三条上ル）が会場となり、三条通り周辺のにぎわい創出を狙う。そのほか、京都市中京青少年活動センター（東洞院通六角下ル）、京都市男女共同参画センター（同）にも特設会場を設置。今年は新風館（烏丸通姉小路下ル）の「手作り市」とも提携し、3日間同時に開催する。

　同イベントでは広報用のポスターデザインを全国から公募して制作している。今回は岐阜県の堀場裕喜さんの作品が優秀賞に選ばれた。同イベントの実行委員会事務局を担当する京都府文化芸術室の鋤柄宗広さんは「今後も継続的に開催し、京都の文化を担う人材の育成・支援を行っていきたい」と話す。

　開催時間は11時～18時（最終日は17時30分まで、特設会場のみ20日・22日は16時まで）。