京都清宗根付館(京都市中京区壬生賀陽御所町、TEL 075-802-7000)で2月1日、冬の一般公開が始まる。
同館は、京都市に唯一現存する武家屋敷で京都市指定有形文化財に指定されいる「旧神先家住宅」を修復し、2007年にオープンした「根付」専門の美術館。6回目の一般公開となる今回は、同館所蔵の根付コレクション約1,800点の中から約600点を展示する。
同展では企画展として「女流根付作家展」と題し、佐田澄さん・向田陽佳さん・弓削祥子さんらをはじめとする現代女流根付作家の作品約50点を一堂に展示。女性ならではの柔らかな曲線を生かした作品や、優しい表情の動物の根付などが並ぶ。
江戸時代からの「古典根付」や、昭和20年以降の「現代根付」も多数そろえ、それぞれ作家や作品の特徴をうまくとらえた展示を行う。
開館時間は10時~16時(入館は15時30分まで)。入館料は、一般=1,200円、中学生・高校生=600円。冬の一般公開は同14日まで。