京都芸術センター(京都市中京区室町通蛸薬師下ル、TEL 075-213-1000)で1月27日、展覧会「マツモトヨーコ展『偏愛京都』」が始まる。
画家・マツモトヨーコさんが朝日新聞(大阪本社版)の毎月末土曜日夕刊に連載しているエッセー・イラスト「マツモトヨーコの偏愛京都」。その魅力について、同展を企画した山科区のGallery TAF(ギャラリー タフ)・田上賀世子さんは「いわゆる京都ブーム前の、マツモトさんの京都住まいの年月と記憶、そして新たな視点で取材した今の京都が魅力的に表現されている」「マツモトヨーコさんが描いた『京都』から感じる、町の音や話し声を追体験するような展覧会が京都でこそ実現したらさぞ楽しかろうと企画した」と話す。
同展では、「マツモトヨーコの偏愛京都」の文22号分と原画22号分計44点を展示する。「キレ良し、センス良しのマツモトさんの文と最新掲載の原画をじっくり見てほしい。京都人もそうでない人も、それぞれの『偏愛京都』がうずく展覧会」と田上さん。
期間中、マツモトさんとグレゴリ青山さんによる対談「ホンネで語る『偏愛京都』」(1月31日14時~、参加無料)や、マツモトさんとともに京都・西陣界隈を巡り取材体験をする「マツモトヨーコの偏愛京都 取材体験散歩」(2月1日13時~、参加費=800円)も予定している。
開催時間は10時~20時。入場無料。2月5日まで。