![同志社大学が上映する環境映画「アース」の1シーン
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同志社大学寒梅館ハーディホールで7月17日・18日、「京エコ・シネマ・フェスティバル」が開催されている。同志社大学今出川キャンパス学生支援課とシネマ・ワーク(中京区蛸薬師通烏丸西入)との共催。
同フェスでは、地球環境にスポットを当てた作品やドキュメンタリー作品などを選定し上映する。17日は三峡ダム建設によって記憶も時間も水没していく古都を舞台にした、2006年ベネチア国際映画祭金獅子賞受賞作品「長江哀歌」と、三峡ダム建設により水没する古都から移転する人々の葛藤や不安を描いた、2005年山形国際ドキュメンタリー映画祭大賞受賞作品「水没前に」が上映された。
18日は、「極北のナヌーク」(14時~)、「アース」(15時15分~)の上映を行うほか、2001年に七大陸最高峰登頂を達成した写真家・石川直樹さんの講演(17時10分~)も行う。同時に、写真展「地球に残したい風景」も開催し、一般公募による写真作品をロビーに展示する。
同大学学生支援課担当者は「環境問題の深刻化や、京都議定書が第1約束期間を迎えたことなどの社会的背景から、環境問題の映画を上映することになった。学生はもちろん、年配者や子ども連れの方々にも見てもらえれば」と話す。
料金は、一般=1,500円、Hardience会員・他学生=1,200円。