医療用分析機器と体外診断医薬品のメーカー、アークレイ(京都市中京区烏丸四条上る)は、JR京都駅の中央口に掲げている巨大広告をモザイクアートに一新するため、若者を中心に笑顔の写真を募集している。
JR京都駅の中央口は大きな吹き抜け空間になっており、幅11メートル、高さ2.7メートルの企業広告がいくつか掲げられており、京都駅全体をアートとしてとらえる観点から、企業色を極力排した芸術的な広告が推奨されている。
同社は2003年から自動券売機上に若手デザイナーによる「母子像」の意匠を掲出し、社名を意味する「生命のかがやき」を表現しているが、現行のデザインをベースに広告を一新、全国から1万人の笑顔写真を公募してモザイク画にするという。
同社は「健康科学」という独自の事業領域を設定しており、生き生きと輝く笑顔が「生命のかがやき」を表現できるとし、「京都駅のアート広告から、次世代の日本を担う若者の笑顔で、明るい未来へのメッセージを発信したい」(同社担当者)と話す。
特設サイトで4月5日まで、笑顔写真を受け付けている。アート広告の掲出予定は4月23日。投稿した画像を閲覧するサイトは2月中旬から公開の予定。
京都駅ビル恒例イベント「大階段駆け上がり大会」、参加者募集(烏丸経済新聞)
「10,000人のかがやく笑顔計画」(応募専用サイト)アークレイ