京都で「パジャマヨガ」の会 ワコールが企画、「寝落ち」する人も

パジャマヨガを体験する参加者

パジャマヨガを体験する参加者

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 ワコールスタディーホール(京都市南区西九条北ノ町)で3月10日、パジャマヨガの講座が行われた。主催は下着メーカー「ワコール」(京都市南区)。

いつもはスーツの男性もパジャマであいさつ

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 同社は3月18日の「世界睡眠の日」に向けて、歯を磨くやパジャマを着るといった就寝前に行い、「睡眠のスイッチ」を入れる行動「入眠儀式」の一つとしてパジャマヨガを提案している。グラヴィティヨガ協会によると、寝る前にヨガの深い呼吸を繰り返すことで心を落ち着かせ、リラックス効果を高めて寝つきをよくするほか、硬く緊張した呼吸筋群(呼吸をするための筋肉)をゆるめ、寝ている間も自然と深い呼吸が行えるようになることで、良質な睡眠をもたらすという。

 参加者はこの日、同社の新商品パジャマ「ふわごころ」を着用した。同商品は「動きやすく、しっとりなめらかでふわふわの肌触り」を出すために2年半の開発期間を掛けたという。パジャマや部屋着などの「パーソナルウェア」を担当する岡野源太郎さんもパジャマ姿で登場。「社内でリハーサルしたところ3分1が『寝落ち』してしまった」と明かした。

 講座はグラヴィティヨガ協会の神谷よしみさんが講師を担当。クッションを使ってポーズを取ることで普段使わない筋を伸ばしたり緩めたりして腰やおなかを順にほぐしていった。神谷さんの声に合わせ、深い呼吸を繰り返す中で寝息を立てる人も。最後に足をクッションに預け、体にブランケットを、目にはタオルと小さな重りを乗せられた参加者は、いよいよ眠りの世界に誘われているようだった。

 イベントに参加した玉村恵さんは「ヨガは初体験。やっていると体中がぽかぽかと温かくなって、気がついたら少し寝てしまっていた。家でもやってみたい。いつもは部屋着だが、パジャマは肌触りが気持ちよく過ごせた」と話していた。

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